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FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

TSUTAYA行ってくるね」と伝えて、俺は家を出た。多分、日本中のティーンエイジャーが日常的に言っているだろう言葉。思春期流行語大賞。映画と音楽が大好きな俺にとっては、TSUTAYAアークティック・モンキーズ、じゃなくて、NIRVANA、じゃなけて、オアシス。

DVDを返却して、落語のCDを眺める。
どれを借りようか悩んだけれど、結局今度借りることにして、店を出た。

夜の道を歩く。
音楽を聴きながら。
大好きな瞬間だ。近くのファミリーマートまで歩く、歩く。
ファミリーマートになる前は、ここは本屋さんだった。

中学生の頃や高校生の頃、友だちとよく行ってた。懐かしい。
CDコーナーにSyrup16gのCDがあって、確かタクシードライバー・ブラインドネスだった気がする。「あのSyrup16gのCD俺いつか買うよ!」と言っていたら、いつのまにかCDコーナーが無くなって、しばらくしたらお店自体が無くなってしまった、なんだか驚きだ。
中学生の頃に音楽雑誌を買いに行った時、偶然クラスメイトの女の子に会って「何買いにきたの?もしかしてエッチな本買いにきたの?」とイタズラっぽく言われた。エッチな本を買いにきたわけじゃなかったけれど、ドキドキした。その女の子は明るくてギャルっぽい雰囲気だったから最初は苦手だったけれど、話してみると面白かった。実はちょっと好きだった。
甘酸っぱい気持ちで、アジカンが表紙のWHATS'INを買って帰った。

本屋さんは無くなったけれど、思い出やエピソードは、俺の心の中で残っている。

エピソードや思い出をずっとずっと大事にしていたい、心の中の標本に綺麗な羽の蝶みたいに並べたい。

ファミリーマートで買い物を済ませる。気が付けばもう俺は、エッチな本は買える年齢には、なっている。「実は私どMなんです」というエッジのきいたタイトルのエッチな本も。どMな女の子かー。俺はSっ気質控えめだから、あんまりストライクゾーンではない。さて、会話がそれた。

コンビニを出る。家へ向かう。

斉藤和義さんの曲を聴く。

歩く。歩く。ふと見上げた夜空。小さいけれど、星は見えた。

横断歩道は赤から青に。パッと切り替わる。ここで曲がる。もうすぐ俺の家が見える。

なんだか懐かしい道。
それもそうだ、この辺りは中学生の頃の通学路だからね。向こうには、そびえ立つ校舎が見える。思い出が真空パックされている建造物。そのまた向こうには、高いビルがいくつか建ち並ぶ。近未来のゲーム機みたいだ。

イヤホンの中、斉藤和義さんの歌声が響く。
今歩いているこの道はいつか懐かしくなるだろうと歌う、斉藤和義さんの歌声が響く。

今、歩いているこの道は、懐かしくなっている。 家に帰って、ブログを書く。ささやかな日常だけれど、いつか繋いでいけば、星座みたいになるのかな。




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