サカナクションの旋律を夜に聴いたせいです。
あの日、一瞬、いつからミュージックステーションはクイズ番組になったのだろうかと思ってしまった。
理由は一直線に横に並んだ五人がまるで「クイズ番組の解答者席」の様に見えたからだ。近未来的なそのシルエットと鳴らすメロディ、とにかく衝撃的だった、サカナクションがミュージックステーションに初登場したのを見たあの日の衝撃は忘れ難い。
サカナクションの音楽が好きだ、大好きだ。堰を切ったように流れてくるエレクトロなサウンドの河を、叙情性と文学性にあふれた言葉たちがサカナのように泳ぎ回っているような世界観。
日常に見える風景に音楽が溶け込んでいくような雰囲気が好きだ。
昨日の深夜に「ライナーノーツ」という番組が放送されていた。
ファンである著名人だけでなく、サカナクションのフロントマンである山口一郎さんのインタビューやトークもあった。山口一郎さんの語彙や表現がステキだった、バスタブや乾いた雑巾という比喩表現を用いた創作活動についての話などが興味深かった。
妻夫木聡さんもインタビューに答えていた。
中学生の頃「テレビドラマを見始める」というちょっと大人びた行為にハマった時に見ていたドラマ「スローダンス」に出演していたのが妻夫木聡さんだった。共演していた広末涼子さんが可愛いかった。キングコングの西野亮廣さんも出演していた記憶がある。懐かしい、ビデオに録画していたよ「スローダンス」を。妻夫木聡さんもサカナクションのファンだったとは初めて知った。
ちなみに俺がサカナクションで1番好きな曲は「三日月サンセット」です。
この先の未来のことなんてわからないけれど、サカナクションの音楽は聴いているだろうな。
僕らの世界を日常を景色を日々をみずみずしく彩る鮮やかなメロディ、サカナクションの音楽を夜に聴いたせいですこんなブログ。
サカナクションの音楽を聴きながらブログを更新した、今は「黄色い車」が流れている。