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FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

内村光良に救われた俺

内村光良に救われた事がある。

仕事の休憩時間中「今から夜勤長いんだよなぁ」と疲れた気持ちで何気無くテレビを見た。
「世界の果てまでイッテQ」が流れていた。
普段は見ない番組だが、夕飯を食べながら何となく見始めると内村光良扮する「ヘルメットおじさんブラック」というキャラクターが登場し撮影などでたまったストレスをカメラの前で叫んでいた。その光景があまりに面白くて思わず俺は笑ってしまった。
少しだけ疲れが吹き飛んだ気がした。あの日の夜、ヘルメットおじさんブラックこと内村光良が繰り出す「笑い」に救われたのだ。

振り返ってみれば、内村光良のスタジオコントで小学生時代を過ごしていた気がする。
芸人のギャグをマネして言ってみようと初めて思ったのは小学生の頃だったかもしれない。当時は「ウッチャンナンチャンウリナリ!!」が大好きでよく見ていた。千秋と内村光良の「くらしたーい」というダンスと歌が妙に記憶に残っている。ポケットビスケッツの「power」と「Yellow Yellow Happy」のイントロは俺をすぐに「あの頃」へと連れてってくれる。

笑う犬面白いよ」
小学生の頃のある日、友達からそう言われた。その友達は笑う犬の生活笑う犬の冒険などの笑う犬シリーズにハマっていた。俺が笑う犬シリーズにハマった時にはもう番組名は「笑う犬の発見」に変わっていた。笑う犬の発見かそれ以降のシリーズだったか記憶は曖昧だが学生姿に扮した内村光良が階段に座って喋るコントが好きだった。「県内一だ!」というセリフが印象深い。そのコントにさまぁ〜ずがゲスト出演した記憶もある。

時は経ち中学生の頃、クラスメイトたちの会話の端々に「内P」という単語が登場するようになる。
新聞のテレビ欄の深夜枠の部分に「内P」という文字を見つけた。「内Pってこれか!」とどんな番組だか気になった。その頃ラテ欄で気になった文字は他にも「快感魔乳ブラ」というものがある。思春期の中学生の脳天を貫くフレーズとしてはかなりの攻撃力ではないだろうか。ちなみにこの文字が出ていた番組はビデオに録画して見た。あくまでも「うわ、途中で録画止めなかったからわけわからん番組まで録画されてるよ」という不本意に録画してしまった感を醸し出しつつ、部屋に誰もいないのに。ちなみにその番組の内容はほとんど記憶に無い。
話を戻そう、「内Pという夜中のバラエティ番組を見てるなんて大人な雰囲気がする、カッコいいぜと」内Pを見ているクラスメイトたちに密かに憧れを持っていたのだ、俺は。

内Pこと内村プロデュースがゴールデンでSP番組をやることになり「いよいよ内Pが見れるぞ」とテンションが上がった俺はゲラゲラ笑いながら内Pスペシャルを見ていた。
スーツ姿のクールな出で立ちの内村光良率いる内Pメンバーたちが繰り出す大喜利やらギャグの嵐が最高だった。

てれびのスキマさんの著書『コントに捧げた内村光良の怒り』を読んだ。
「内村さんって怒りのイメージ無いけどどういうことなんだろう?」と思いつつ読み進めていくうちに内村光良のコント愛とコントを愛するが故の怒りがひしひしと伝わってきた。

テレビの画面の中、俺を「笑い」で救ってくれたヘルメットおじさんブラックの内村光良もある種「怒っていた」な。

内村光良が繰り出す「コント」という名の怒りの鉄拳は笑いで人々を救う正義の拳だ。

ウッチャンナンチャンウリナリ!!を小学生時代にリアルタイムで見る事が出来た嬉しさを噛みしめたくなった。