FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

時をかける少女

昨日、Twitterのタイムラインが「時をかける少女」の話題で盛り上がっているのを見てどうしても気になり夜にTSUTAYAで借りてきて何年かぶりに見た。

俺が高校生の頃にも、昨日みたいにテレビで「時をかける少女」が放送された、その時録画したビデオを当時の俺は何度も見ていた。
何度も巻き戻しては再生する、物語は巻き戻っても俺の青春時代は巻き戻らない、タイムリープしない。

細田守版「時をかける少女」は爽やかだ。爽やかだけれど切ない。
進路や雑誌の占いに悩んだり、カラオケしたり、いきなり小テストがあったり、自転車で帰ったり。
そこには「高校生活」が描かれている。みずみずしく繊細なタッチで描かれるこの青春が眩しい。
「こういう青春過ごしたかったな」と思う。
千昭に片思いする早川さんが可愛い。

時をかける少女」で個人的に名場面だと思うのはやっぱり主人公の真琴がタイムリープするためにジャンプするシーン、プールの飛び込み台からのジャンプと、クライマックス付近で夕暮れ時の街へ飛び込むかのようなジャンプが特に好き。
あとやっぱり「千昭」のカッコ良さだ。不良っぽい悪さを醸し出しつつも、実は優しく数学が得意で頭も良い。カッコ良すぎる。千昭のようなキャラクターになりたかった。

何度も青春時代を繰り返す、これって実はすごく贅沢だけれど残酷な事ではないだろうか。

何気無い日常に戻った瞬間のあの安堵感と切なさ、だけれど前よりも真琴の目は輝いているように見える。

夏休み前の無垢な輝きが詰まった細田守版「時をかける少女」やっぱり俺はこの作品がすごく好きだ。

昨日は運転中にcapsuleの曲をシャッフルにしてよく聴いていた。やっぱり中田ヤスタカさんの曲の雰囲気はカッコいいと思った。さっき食べたらっきょうが美味しかった。らっきょうを美味しいなと感じるようになったのはわりと最近だと思う。