FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

「ツギクルもん2」「ENGEIグランドスラム4」感想

2月13日に放送された「ツギクルもん2」と「ENGEIグランドスラム4」の感想です。

まずは「ツギクルもん2」から。

しゃかりき
「太ももモノマネ」
着眼点がすごい。
おのののかからとにかく明るい安村まで。

コロコロチキチキペッパーズ
「男らしい彼氏」
ナダルが革ジャンを着ているだけでもう面白い。

アイロンヘッド
「怖すぎてウルトラマンみたいな声出てまう」
これぞショートネタ。かなり笑った。

メイデン玉砕
ラジコンヘリを一瞬で消します」
初見。たしかにラジコンヘリを一瞬で消していた。

チョコレートプラネット
「京都非公認ゆるキャラわらび舞妓ちゃん」
チョコプラはこれより面白いコントはあるのに、歯がゆい。

アキラ100%
「SEKAI NO MARUGOSHI」
「ドラゲナイ」を真っ向からイジる勇気、すごい。

中山女子短期大学
「共通点を歌い上げます」
一瞬ZAZY!?かと思ったら中山女子短期大学だった。
歌ネタとフリップネタの絶妙なバランス。
これは口ずさみたくなる。

ヒガシ逢ウサカ 今井
「倒れるまでに坊主頭あるあるを言います」
一撃必殺の笑い。

「テンパった時の対処法」
ハンコから地球滅亡までの幅広さ。

ガリットチュウ
「ものまねソムリエ」
このガリットチュウのものまね何種類でも見たい。
「似てる!」とかよりも「もっと見たい!」と思うものまね。

「ポイ捨て禁止」
ネタ後、おぎやはぎ小木が言った「ついていけないよー」の一言が全てを物語るこれも一撃必殺の笑い。

天狗「バスケパンツ2人穿き」
スタイリッシュ。

アキナ「奇妙な先輩」
破天荒なネタが続いた後だからなおさらアキナの清純派なコントが心に響く。
「ピーターパンは焼いたら食べれるから」はパンチライン
序盤の携帯電話のくだりが良かった。

ヘンダーソン「石焼き芋
最近ネットで話題になっているらしいこのネタ。
石焼き芋というやや古典的なシチュエーションに新たな切り口。
ラップの上手さはもちろんポイントはやっぱり歌声だと思う。
「そうそう、こんな感じの曲歌う人ってこういう歌声だ」とピンとくる絶妙さ。

ニューヨーク「合コン後の報告」
ややダーティーな雰囲気漂うやんちゃな大人の漫才。ここで番組の流れを変えるニューヨーク、面白かった。
ニューヨークのラジオ「ニューヨークのオールナイトニッポンR」「ニューヨークのこの時間、アンテナ調整してるんだったらやらせてください。」を聴いた事があるのだがすごく面白かった。
願わくばオールナイトニッポンZEROとかで番組をしてほしいなと思ってる。

「手の長さだけでも覚えて帰ってください」
初見。手の長さを活かしたダイナミックな漫才だった。

ギャルズ戦艦蓮見。「止まれない男」
一撃必殺の笑い。
ギャルズ戦艦蓮見。さんがネタをした後、このネタに挑戦した松岡茉優が可愛いかった。
ツギクルもん2、ENGEIグランドスラム4両方に言えるのは松岡茉優がすごく可愛いかったということ。

「二つの言葉を同時に言います」
SMAPと嵐でさだまさし。絶妙。

ハブサービス「タイツと芸術」
インパクト大。
しかし、漫才にしろコントにしろ東京在住じゃない俺としては、ネタの中で東京都内の電車の路線図などを用いた「笑い」が含まれるとイマイチピンとこない部分があったりする。

続いては「ENGEIグランドスラム4」へと。

矢継ぎ早に繰り出されるハゲネタ漫才は圧巻。「くだらないー」と言いつつも大笑いしてしまう。
NSCトレンディエンジェルの二人が特別授業をした件をネットで見たけれど斎藤さんが「もともとラーメンズバナナマンのようなコント師になりたかった」というような発言をしていたのには驚き、意外。
トレンディエンジェルと同期であるオリエンタルラジオオリエンタルラジオ中田敦彦もかつて雑誌『コメ旬』のインタビューで「ラーメンズバナナマンに憧れていた」というような発言をしていたので、ある種「ラーメンズバナナマン世代」なのではないだろうか。

ロバート「小学生版画クラブ」
小学生の版画のあの説明が難しい独特な面白さをコントで魅せたロバートの手腕は凄い。

ナイツ
スターウォーズSMAPという壮大なテーマをほとんど指や声マネであえてとことんチープに表現するその漫才のギャップに笑った。

「はちゃめちゃ拳法」
もう何年も前になるけれどあるネタ番組で披露していたのがこのコントだ、懐かしい。
とにかく面白くてドランクドラゴンにハマるキッカケともいえるコントだったので、何年かぶりにテレビで見ることが出来たのは嬉しかった。

盛り上げる力が凄まじい。

ハリセンボン「女子高生まひろ」
「〜じゃねーよ」でお馴染みの春菜がまさかのボケ役でこれが傑作。
春菜演じるJKがインパクトありまくり。薄っすら漂う狂気が最高。
マジックマックスタイフーン。

「家が燃えています」
アンジャッシュはテレビのネタ番組でよくこのコントを披露している気がする。児島のキャラクターが「家が燃えています」が持つインパクトをいいバランスで怖すぎず笑いにしているイメージ。
何も知らないバカバカしさが漂う面白さ。

ロッチ「変なノリ長いやつ」
中岡さんの変なノリ最高。
ロッチのネタで一番好きかもしれないと思った。

バカリズム「はやすぎた男」
懐かしいこのネタ。発想力に脱帽。
百メートル走のタイムがはやすぎた場合どんな事が起こり得るかの大喜利

「武勇伝」からの「PERFECT HUMAN」もう登場からしてカリスマ性を発揮。
オリエンタルラジオが「武勇伝」で世に登場しお笑い戦国時代を驀進していく姿を中学生の頃にリアルタイムで目撃していた、「デビュー1年目でナイナイさんと共演!」と咆哮したあの中田敦彦の目の鋭さ、忘れ難い。間違いなくオリエンタルラジオは俺にとってのヒーローだ。
ラジオのワンコーナー「僕たちの夜明け前」の中田敦彦パートを聴いて深く感動し、『マンスリーよしもと』での連載「芸人前夜」を貪るように読んでいた。正直に言えば中田敦彦に憧れているのだ。
今回のENGEIグランドスラムでも序盤に披露した武勇伝、一時期テレビで武勇伝ネタを披露するといえば「1日2ミリバス停ずらす2年を費やし自宅の前へ」という代表的なフレーズを繰り返していたが、最近はネタ番組で披露する度に新しい武勇伝を準備していてそれがすごく好きだ。
やはり武勇伝はリズムネタとしても一言ネタとしても天才的なポテンシャルだと思う。
オリエンタルラジオが武勇伝で大ブレイクした頃のお笑いブームは、今よりも歌ネタリズムネタが多かった気がする、ネタの内容は芸能人への毒舌ネタ、身近なあるあるネタが主流だったのに対し「面白さ」を追求したネタをメロディーに乗せていたオリエンタルラジオはやはり段違いのインパクトだった。

千鳥 千鳥はクセがすごい、面白いが。

すち子&真也
真也さんの着ているスーツがダークナイトのジョーカーみたいだった。

久々に「よろしこ」を聞いた。
やすともが出るとネタ番組の濃度がグッと上がる感じがする。
女性漫才師の到達点。
浪速のしゃべくり漫才の強さを見た。

ハライチ
オープニング、センターマイクの前に立った岩井さんの目線、佇まいが一瞬爆笑問題の太田さんに見えた。
世間一般ではやはり「じゃないほう芸人」なんだろうか岩井勇気
「デブッタンテ」での岩井さんのフリートークの面白さはすごく好きだし『お笑いラジオの時間』の岩井さんのインタビューを何度も読み返している。
ノリボケという新たなスタイルを確立したハライチこそお笑い新世代だと思う。ずっと見ていたいような漫才。

テンダラーの漫才を久々に見た。
面白い。安定感がある。
かつてテレビ番組「バレベルの塔」でボウイ賢者、マイケルジャクソン賢者として驚異的な能力を発揮していた2人である。

まさか村上ショージさんが出演するとは、いぶし銀の漫談でした。

東京03「2人だけのノリ」
日本コント界の至宝。
不用意なギャグなどは極力削ぎ落とし、日常に潜む場面、喜怒哀楽や機微を笑いへと組み立てる技巧派トリオ。
とにかく一個一個のコントのクオリティの高さがハンパじゃない。
いつか生でライブを見に行きたい。
このコントはノリノリな飯塚さんが言う「何だって!?」が面白い。

「ピザ屋でアルバイトする西尾一男」
段取り、寸法、帳面、オートバイ、ポリさん、ペルシャ絨毯専門店「盛り塩蹴るな」「そこのビルは呪われとるぞ」様々な言葉が、西尾一男というキャラクターを際立たせる。

「新入社員説明会」
こんなスピーディーかつリズミカルな新入社員説明会のコントは唯一無二。
分け目ピッシー。

スピードワゴンの漫才は劇的だ。
言われたいセリフをさらりと回収するくだりが好きだ。
「あの時助けていただいたシロナガスクジラです」ってセリフはパンチラインだ。

どぶろっく「さよならのその前に」
性春パンクの継承者か。
俺は「〜な女」の歌ネタの方が好き。

かつて「品川です!」の一言で観客席を盛り上げた、あの頃はネタ番組の常連漫才師だった気が。
3年ぶりにテレビで漫才を披露。
センターマイクの前に立つ品川庄司の姿のカッコ良さ。
品川庄司の学校ネタ漫才では校長先生だけでなく教頭先生も登場させてさらに面白くしたのがすごい。
鼻血出まくり、謎のライダー、ブスな女の子と漫画チックなPOPなノリもある。

中川家の通販番組の漫才は最高。

モナなんて単語も飛び出す、懐かしい。ベッキーゲスの極み乙女。SMAP、清原とここ1カ月で積もり積もった芸能ニュースを時事漫才で一刀両断。
ニュースに踊らされ、踊り疲れた視聴者が抱えている隔靴掻痒な気分も解消されたのではないだろうか。

漫才師としての声、所作のカッコ良さ。佇まいがやはりレジェンド。
マンションの杭、エンブレム、号泣議員そして端々にSTAP細胞、大塚家具、カメラ窃盗、五郎丸を細かくサンプリングし世相を切る、お見事の一言である。