FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

リリカルスクールが音楽シーンを疾走する「RUN and RUN」

ドラマ「モテキ」の劇場版を、公開当時映画館に見に行った。

映画本編はもちろんの事だが、何よりもエンディングに感動してしまった。
ラストシーンが終わり画面が暗転する、突然すぎる暗転に正直「え?故障か何かか?」と思ったのだが次の瞬間にスチャダラパーの「今夜はブギーバック」が流れ始めてエンディングが始まる。
スチャダラパーの曲が大好きな俺はまさかの展開に思わず映画館で「今夜はブギーバックだ!」と叫びそうになった、危ない。

モテキ」の劇場版のエンディング映像、あれはたまらないものがある。YouTubeTwitterのアイコンをモチーフにキャストたちが紹介されていくのだがとにかくその遊び心が好きだった。

今回、リリカルスクールの「RUN and RUN」のMVを見て、劇場版「モテキ」エンディングの遊び心をふと思いだした。

俺がリリカルスクールを知ったキッカケは、愛読している松本亀吉さんのブログ
である。

いくつかMVを見ていく内に「そりゃ夏だ!」という曲のMVを発見しこれがどストライクにハマった、一時期ほぼ毎日のようにYouTubeで「そりゃ夏だ!」のMVを見てしまうくらいに。

ラップの心地良さとメンバーそれぞれのPOPな可愛さに完全に打ちのめされてしまったのである。

そんなリリカルスクールの新曲「RUNandRUN」がこれまた良かった。
何よりもやはりMVがすごすぎる。
「すごすぎるって何がすごすぎるの?」と思いながら、何気無くiPhoneスマホYouTubeを開いてリリカルスクールの「RUNandRUN」のMVを再生すれば全部わかると思う、とにかくその遊び心と突き抜けたPOPさに圧倒される。
Twitter、カメラ機能etc「スマホ」を全面駆使したようなこの遊び心が大好きだ。

朝、「水曜日のダウンタウン」でおなじみの藤井健太郎さんのツイートを見て、そういえばと思いKOHHの「iPhone5」という曲のMVを改めて見てみた。
ラッパー「KOHH」のこの曲のMVもiPhoneを活用したユニークなMVである。
K DUB SHINEが「KOHH」にインタビューをしている動画を見た事があるのだけれど、その動画の中でヒップホップとの出会いについて「小学生の頃に児童館で友達と卓球をしていたらお兄ちゃんがキングギドラの曲をMDで流して衝撃を受けた」と語っていてそのエピソードがすごく好きだった。
俺はキングギドラを聴いたのは大人になってからだったな。「空からの力」というアルバムの「未確認飛行物体」という曲に衝撃を受けたっけ。

リリカルスクールの「RUNandRUN」がKOHHの「iPhone5」のMVのオマージュがどうかは定かではないけれど、でもラップアイドルグループがKOHHの様などちらかといえばハードコアな雰囲気漂うラッパーのMVを下敷きにしているのもすごくギャップがあって魅力的だと思う。

リリカルスクールの「RUNandRUN」はMVのみならず曲も爽やかですごく好きだ。四月。新たな日々が始まるこのタイミングで背中を押してくれるようなPOPさと軽やかな疾走感がある「RUNandRUN」リリカルスクールにはこのままの勢いで音楽シーンを駆け抜けてほしい。

リリカルスクールの「FRESH!!!」という曲のMVの冒頭、ayakaさんが無邪気な笑顔で「ラップをするのは楽しいです!」と言う。

ラップをするのは楽しい。

ストレートすぎる一言だ。

あー、もう一回「RUNandRUN」のMV見たくなっている自分がいる。