リリカルスクールが音楽シーンを疾走する「RUN and RUN」
ドラマ「モテキ」の劇場版を、公開当時映画館に見に行った。
映画本編はもちろんの事だが、何よりもエンディングに感動してしまった。
である。
いくつかMVを見ていく内に「そりゃ夏だ!」という曲のMVを発見しこれがどストライクにハマった、一時期ほぼ毎日のようにYouTubeで「そりゃ夏だ!」のMVを見てしまうくらいに。
ラップの心地良さとメンバーそれぞれのPOPな可愛さに完全に打ちのめされてしまったのである。
そんなリリカルスクールの新曲「RUNandRUN」がこれまた良かった。
何よりもやはりMVがすごすぎる。
「すごすぎるって何がすごすぎるの?」と思いながら、何気無くiPhoneかスマホでYouTubeを開いてリリカルスクールの「RUNandRUN」のMVを再生すれば全部わかると思う、とにかくその遊び心と突き抜けたPOPさに圧倒される。
ラッパー「KOHH」のこの曲のMVもiPhoneを活用したユニークなMVである。
K DUB SHINEが「KOHH」にインタビューをしている動画を見た事があるのだけれど、その動画の中でヒップホップとの出会いについて「小学生の頃に児童館で友達と卓球をしていたらお兄ちゃんがキングギドラの曲をMDで流して衝撃を受けた」と語っていてそのエピソードがすごく好きだった。
俺はキングギドラを聴いたのは大人になってからだったな。「空からの力」というアルバムの「未確認飛行物体」という曲に衝撃を受けたっけ。
リリカルスクールの「RUNandRUN」がKOHHの「iPhone5」のMVのオマージュがどうかは定かではないけれど、でもラップアイドルグループがKOHHの様などちらかといえばハードコアな雰囲気漂うラッパーのMVを下敷きにしているのもすごくギャップがあって魅力的だと思う。
リリカルスクールの「RUNandRUN」はMVのみならず曲も爽やかですごく好きだ。四月。新たな日々が始まるこのタイミングで背中を押してくれるようなPOPさと軽やかな疾走感がある「RUNandRUN」リリカルスクールにはこのままの勢いで音楽シーンを駆け抜けてほしい。
ラップをするのは楽しい。
ストレートすぎる一言だ。
あー、もう一回「RUNandRUN」のMV見たくなっている自分がいる。