「トンネルマガジン」参加作品『お金と記憶と宇多田ヒカル』
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「トンネルマガジン」参加作品です。
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「お金と記憶と宇多田ヒカル」ないる
リサイクルショップなどで、
ゲームボーイソフトを見かけると
「うわ、懐かしいなーこのゲーム」という
気持ちからか、思わず見てしまう。
そして何気なく値段を見て
「めちゃめちゃ安い!」と衝撃を
受けてしまう。
まるで「このゲームボーイソフトで遊んで
いたあの頃の楽しい思い出はこの値段です」と言われたかのような、何ともいえない
切なさが押し寄せてくる。
CDだってそうで、あの頃聴いていた好きな曲がもう格安の値段で売られている事が多い。
宇多田ヒカルの「光」という曲は、確か俺が小学生か中学生の頃に流行った曲で、
「キングダムハーツ」というゲームのテーマソングに起用されたのである。
あの頃は「キングダムハーツ」が
流行っていて学校のどこかでクラスの誰かが
よくキングダムハーツの話をしていた印象がある。だから「光」を聴くとそんな
懐かしい記憶が脳裏に浮かぶ。
「キングダムハーツ」のゲームが流行った
当時、確かサイダーに「キングダムハーツ」のキャラクターのおまけが付いてきて、俺はサイダーを買ったら「リク」という
キャラクターを当てた。昔も今も「キングダムハーツ」をプレイしたことがないから
よくわからないのだけれど、結構重要な
キャラクターらしい。
そんな事まで覚えている。
あの頃の楽しかった思い出や記憶はどんな
大金を積んでももう一度手にすることは
できない、そんな思い出が含まれているからこそ、あの頃好きだったゲームや音楽には
お金以上の価値がある気がする。
◇◇トンネルマガジン◇◇
どうだった?
昔好きだったゲームや
音楽を押入れの中から
引っ張り出したくなる作品だよね。
おつかれさま!
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