ASIAN KUNG-FU GENERATION GENERATION
「昔よく遊んだな」と懐かしい気持ちになって、駐車場の隣の畑を見てみたら「あれ、向こうの道までってこんなに近かったけ?」と思った。
子どもの頃は「冒険だ」と言って走り回っていたこの場所、子どもの頃に見た時と大人になってから見てみた時では感じる広さが違うのかもしれない。昔はもっともっと向こうの道路までの道のりは遠く思えたのにな。
なんだか急に、自分が大人になった事実を突き付けられた気がした。
空には青空が広がっている、よく晴れた気持ちのいい日だった。
ノスタルジーな気持ちになりながら、車の後部座席に乗り込んだ。
3月21日はお墓参りに行ってきた。
線香の香りもノスタルジーを誘う気がする。
久々に親戚の家へ行き、のんびりと過ごす。親戚の家で飼っている猫を見て癒された。猫、可愛い。
窓の向こうで、近所のおじいちゃんと子どもがキャッチボールをしているのが見えてなんとなく「平和だ」と思った。「王様のブランチ」の映画コーナーをのんびりと見た。
ドラえもんの新作映画がランキング1位だった。
それこそ子どもの頃は親戚の家でドラえもんの映画のビデオをよく見ていた気がする。
「ブリキの迷宮」が一番好きだ。
あと、ザ・ドラえもんズが大好きだった。
子どもの頃、ドラえもんズたちが持つ「しんゆうテレカ」にすごく憧れた。
昼過ぎに帰宅、21時から仕事なのでゆっくりと休む。というか寝る。
ついさっき、仕事を終えて帰宅した。清々しい日曜日の朝だ。
テレビの中では戦隊ヒーローやアニメのヒーローたちが激闘や冒険を繰り広げ終えたところだろうか。
中学・高校生の頃にアジカン、BUMP OF CHICKEN、ELLE GARDENの曲にハマった。この三組を「青春時代に聴いたらほぼ百パーセント夢中になるロックバンド」だと俺は勝手に位置づけている。
今はもっと新世代のロックバンドが登場しているだろうから、人それぞれ当てはまるロックバンドは違うと思うけれど、この位置にいるロックバンドは必ずいるのだと思う。
今、ロックシーンを牽引するバンドの代表格であろう「KANA-BOON」もアジカンが好きだというのを何かのインタビューで読んだ気がする、フロントマンの谷口鮪さんと同世代なのでアジカンの影響というワードに親近感を覚えた。
アジカン世代だ。
アジアンカンフージェネレーションジェネレーションだ。
俺の青春は様々な音楽によって彩られた、アジカンの音楽は間違いなくその色彩の中でも一番多い色だと思う。
アジカンの曲を聴いて青春時代を過ごした。
CDを買いに行くために自転車をこいだあの日の光景はまだ俺の脳裏に残っている。
未来の破片、電波塔、君という花、君の街まで、24時、ループ&ループ、ワールドアパート、ブラックアウト、絵画教室、アフターダーク、或る街の群青etc大好きな楽曲はたくさんある。
ウォークマンでアジカンの曲をシャッフルしつつこのブログを書く、さて、少し休もう。目が覚めたらどんな日曜日を過ごそうかな。ブログのしめにふさわしいタイトル「それでは、また明日」って曲を選んで再生、流れる、アジカンのロック。
イヤホンの中で後藤正文が熱唱する。
掻き鳴らすメロディで、紡ぎ出す歌詞で、アジカンの楽曲がこれからも俺の日常を鮮やかに染め、時に塗りつぶしていくだろう。
アジアンカンフージェネレーションジェネレーション、俺の青春にはアジカンの楽曲があった、それはもう最高だと思うんだ。