FamilyMartってTommy heavenlyとちょっと文字の雰囲気が似てる気がするBlog

何気ない日常、音楽や映画や小説やテレビなどの感想。

ラッパーACE を 支えた Aから始まるロックバンド

日曜日だ。

子どもの頃は、日曜日というと早起きをしてデジモンのアニメを見るのに夢中になっていたのに、大人になってからはもうそんな習慣は無くなってしまった。

そういえば今朝早くに大雨が降っていたなと思いながら目を覚ます。
もう「ワイドナショー」が終わるくらいの時間だ、マジか、お昼も間近。
なんとなくテレビをザッピングするとサンジャポのエンディングが流れた。
壇蜜を久しぶりにテレビで見た。
壇蜜のような女性、個人的にはどストライクに好きだ。

ここ最近、俺が住んでいる地域では日曜日の午後から「家、ついて行ってイイですか?」という番組が放送されている事が多い。
昔、何気無くこの番組を見ていたら、そのドキュメント性と飾らない本音に心打たれた事があった。この番組に以前ラッパーの「ACE」が出演したという事を知り驚いた事がある。

戦極MCバトルや高校生RAP選手権など、ラップやMCバトルの動画にハマり、夜な夜なYouTubeで見漁っていた頃に「TOKYO FREE STYLE vol.7」という動画をキッカケにACEというラッパーを知った。
渋谷の街の雑踏を歩きながらラップするACEの姿がとにかくカッコ良くて何度も見ていた。
街の中を歩いている映像というのが、MVでも映画でもドラマでも個人的にすごく好きなのだ。

ACEのファンになったキッカケはもう一つある。
「家ついて行ってイイですか?」という番組の中で、憧れのラッパーは誰かと聞かれた時に「ラッパーというかボク、ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドがすごい大好きで」と語っていたのだ。少年時代に体験したつらい経験、ふさぎ込んだ気持ちを支えてくれたのがアジカンの楽曲だという。
ACEがアジカン好きというのはすごく意外だった、しかしものすごく嬉しかった。

俺もアジカンが大好きで、それこそ中学生や高校生の頃は何度も何度もアジカンの曲を聴いていた。
アルバム「君繋ファイブエム」「ファンクラブ」の曲を聴くとふとあの頃の冴えなくも楽しかった青春時代の出来事が呼び覚まされるような感覚がある。

ACEのアルバム「ストレート」の中に「Butterfly Effect feat.Gotch」というアジカンのフロントマンであるゴッチこと後藤正文とコラボした楽曲がある。
この曲が個人的にはすごく好きで何度も聴いている。

音楽は誰かを救う。

ACEがシャウトする力強いラップに。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが鳴らす純度の高いロックに。

ACEがかつてアジカンの音楽に救われたように音楽が景色を変えることだってあると思う。

俺が選ぶ「自分の背中を押してくれるような音楽」いくつも候補はあるしもちろんその中には「Butterfly Effect feat.Gotch」は入っている。